こんにちは。SYSTEM5@サポート部の影の人です。
映像や音声の収録媒体として
殆どの人がテープを使用しなくなって久しい今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか?
いや、別にテープ記録に戻そうとかそういう事は言いませんよ?
若い方なんかはご存じない方もいらっしゃると思いますが、
昔は記録媒体としてテープが使用されており、
その記録再生の信頼性を担保するために記録用のテープとは別に、
「クリーニングテープ」という物を使用してメンテナンスを行っていました。
こういうやつです。というか今でも売っています。
SONY BCT-HD12CL HDCAMテープ クリーニングテープ 12分
SONY PDVM-12CL ミニDVCAM クリーニングテープ 12分
SONY PDV-12CL 標準(スタンダード)DVCAM クリーニングテープ 12分
デジタイズ等の業務でデッキは未だ現役ですよ。
テープメディアはテープが走行するだけでなく、
高速回転するドラムにテープを密着させて読み書きをしているので、
どうしても細かい汚れがヘッドに付着しやすかった為、
それを定期的に掃除してあげる必要が有るんですね。
歴戦のVEさんだとデッキを分解して走行系とドラムを自分で清掃していたとか…
でもそれは昔の話でしょ?
今はメモリーカードが記録媒体なんだから、清掃の必要なんかないのでは?
と思っていたらSONYがSxSカード用のクリーニングキットをパーツで発売したという連絡が!
最近「片方のスロットだけ使えない」とか「Rec中にエラーが出た」というような
申告症状で修理にお預けいただいても、当社やメーカーで症状が再現せず、
「カード側に原因が有りそうなのでカード側のクリーニングをお願いします」
という内容の結果になることが偶に有りました。
それならそのクリーニングキットとやらがどんなものか見てみよう!
という訳で今回の本題です。
現物を見ないと分からないよね!って事で取り寄せました。
SONY 5-021-133-01 SXS CLEANING KIT(50pcs)
パーツ扱いの為、型式ではなくパーツ番号でのご案内です。
中を開けると同じものが50個ずらっと。
それだけこまめに掃除をしてねって事なんでしょう。
一つ取り出してみるとチャック袋の中に白い板が入っている感じです。
ひっくり返すとこんな感じ。
黒いプラスチック製の板にセーム革のような素材がくるっと張り付けられてる感じです。
じゃぁ早速実際に端子を掃除してみましょう。
このキットの他に無水エタノールを用意してください。
機材をお持ちの誤家庭…おっと御家庭なら1本くらいは常備されていますよね?
SxSカードは当社検証用の中でも歴戦の猛者を用意しました。
きっと長年の経験をため込んでいる事でしょう…?
スポイト等を使用して先端部分を湿らせます。
裏面の片側を湿らせたら変化が分かりやすいかなと思ったのですが、そうでもないですね。。。
左側がエタノールを含ませていない状態、右側が湿らせている状態です。
湿らせたら端子の部分に差し込み何度か抜き差しします。
流石純正品、幅も厚さもぴったり。
余計な力をかける事が無くちゃんと掃除している感じがします。
で、結果がこちら!
おう、、、意外と黒い汚れが。。。これはちゃんと綺麗になっていそうです。
ね、ほら、綺麗に、、、なってるか分っからないなぁ!(笑
奥まっていて分かり難いからこそ、こういう治具で定期的に清掃するのが大事なんですね。
あ、後SxSカードの端子は下側についています。上側には端子は有りませんのでご注意を。
きちんと端子がついている面を拭く側をエタノールで湿らせてくださいね。
クリーナーは1個につき前・後・表・裏と4か所で清掃可能です。
清掃面が黒く汚れたら、別の面を使用してください。
黒くなっていなければ1か所の面で数枚の清掃が可能だそうです。
適切なメンテナンスでトラブルフリーな撮影や編集を行いましょう。
今も昔も機材のメンテナンスは大事!って事で。
それではまた!
映像や音声の収録媒体として
殆どの人がテープを使用しなくなって久しい今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか?
いや、別にテープ記録に戻そうとかそういう事は言いませんよ?
若い方なんかはご存じない方もいらっしゃると思いますが、
昔は記録媒体としてテープが使用されており、
その記録再生の信頼性を担保するために記録用のテープとは別に、
「クリーニングテープ」という物を使用してメンテナンスを行っていました。
こういうやつです。というか今でも売っています。
SONY BCT-HD12CL HDCAMテープ クリーニングテープ 12分
SONY PDVM-12CL ミニDVCAM クリーニングテープ 12分
SONY PDV-12CL 標準(スタンダード)DVCAM クリーニングテープ 12分
デジタイズ等の業務でデッキは未だ現役ですよ。
テープメディアはテープが走行するだけでなく、
高速回転するドラムにテープを密着させて読み書きをしているので、
どうしても細かい汚れがヘッドに付着しやすかった為、
それを定期的に掃除してあげる必要が有るんですね。
歴戦のVEさんだとデッキを分解して走行系とドラムを自分で清掃していたとか…
でもそれは昔の話でしょ?
今はメモリーカードが記録媒体なんだから、清掃の必要なんかないのでは?
と思っていたらSONYがSxSカード用のクリーニングキットをパーツで発売したという連絡が!
最近「片方のスロットだけ使えない」とか「Rec中にエラーが出た」というような
申告症状で修理にお預けいただいても、当社やメーカーで症状が再現せず、
「カード側に原因が有りそうなのでカード側のクリーニングをお願いします」
という内容の結果になることが偶に有りました。
それならそのクリーニングキットとやらがどんなものか見てみよう!
という訳で今回の本題です。
現物を見ないと分からないよね!って事で取り寄せました。
SONY 5-021-133-01 SXS CLEANING KIT(50pcs)
パーツ扱いの為、型式ではなくパーツ番号でのご案内です。
中を開けると同じものが50個ずらっと。
それだけこまめに掃除をしてねって事なんでしょう。
一つ取り出してみるとチャック袋の中に白い板が入っている感じです。
ひっくり返すとこんな感じ。
黒いプラスチック製の板にセーム革のような素材がくるっと張り付けられてる感じです。
じゃぁ早速実際に端子を掃除してみましょう。
このキットの他に無水エタノールを用意してください。
機材をお持ちの誤家庭…おっと御家庭なら1本くらいは常備されていますよね?
SxSカードは当社検証用の中でも歴戦の猛者を用意しました。
きっと長年の経験をため込んでいる事でしょう…?
スポイト等を使用して先端部分を湿らせます。
裏面の片側を湿らせたら変化が分かりやすいかなと思ったのですが、そうでもないですね。。。
左側がエタノールを含ませていない状態、右側が湿らせている状態です。
湿らせたら端子の部分に差し込み何度か抜き差しします。
流石純正品、幅も厚さもぴったり。
余計な力をかける事が無くちゃんと掃除している感じがします。
で、結果がこちら!
おう、、、意外と黒い汚れが。。。これはちゃんと綺麗になっていそうです。
ね、ほら、綺麗に、、、なってるか分っからないなぁ!(笑
奥まっていて分かり難いからこそ、こういう治具で定期的に清掃するのが大事なんですね。
あ、後SxSカードの端子は下側についています。上側には端子は有りませんのでご注意を。
きちんと端子がついている面を拭く側をエタノールで湿らせてくださいね。
クリーナーは1個につき前・後・表・裏と4か所で清掃可能です。
清掃面が黒く汚れたら、別の面を使用してください。
黒くなっていなければ1か所の面で数枚の清掃が可能だそうです。
適切なメンテナンスでトラブルフリーな撮影や編集を行いましょう。
今も昔も機材のメンテナンスは大事!って事で。
それではまた!
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